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今回はマラソンに関して気になるニュースがありました!マラソンといえば「日本新記録更新で報奨金1億円」という夢のある制度が印象にありませんか?私も初めてこの制度をニュースで見たときは「えっ!めっちゃいいやん!(このために自分が頑張れるかというと、絶対無理ですが。。。)」と驚いた記憶があります。なんとなく、マラソンなど陸上競技は野球やサッカー、テニス、ゴルフなどのようにお金を獲得するスポーツのイメージがなかったので、1億円という大金を手に入れられるチャンスができたという点で印象に残ったのかもしれませんね。
そんなマラソンの報奨金についてのニュースがありましたので、調べてみました!それではどうぞ!
- 2/28(日)に滋賀県で開催された「琵琶湖毎日マラソン」に出場した鈴木健吾さん(所属:富士通、25歳)が日本新記録の2時間4分56秒で初優勝されました。
- これまでの日本記録は大迫傑さん(所属:ナイキ、29歳)の2020年の東京マラソンでの2時間5分29秒でした。
- マラソンの日本新記録といえば、大迫さんと設楽悠太さん(所属:HONDA、29歳)が獲得した1億円の報奨金制度ですが、鈴木さんは報奨金を頂くことはできなかったようです。
鈴木健吾さんの経歴を調べてみた!
鈴木 健吾(生年月日:1995年6月11日)の出身地は愛媛県宇和島市で、宇和島東高校ではインターハイ出場や四国駅伝の区間賞獲得、大学は駅伝強豪校の神奈川大学に進学され、箱根駅伝に1年生からメンバー入りを果たし、3年生では主将を任されておりました!
4年生になると最長区間である8区を担当して神奈川大学を20年ぶり3度目の優勝に導きました!素晴らしい経歴ですね!
大学卒業後は富士通に入社し、陸上競技を継続して行い、今回の「琵琶湖毎日マラソン」で遂に2時間4分56秒の日本新記録を樹立されました!日本で初の4分台で、大迫さんの日本記録から33秒も更新されました!
また、お父さんも同じく宇和島出身の駅伝出場経験と実績のある選手だったようです。お父さんの勧めで小学校6年から陸上を始め、今では日本新記録選手にもなられて、お父さんのマラソン選手の遺伝子をしっかりと受け継がれ、才能を磨かれてきたのですね。
報奨金1億円というインパクトのある制度の成り立ちは一体??
マラソンの日本新記録を更新すると報奨金として1億円を獲得することができる制度があります。過去に、大迫さんや、設楽さんが獲得されています。(大迫さんは2度獲得!すごすぎますね!)
たしかに日本新記録の更新はとてつもない偉業ではありますが、では、なぜこのような制度が導入されたのでしょうか?
報奨金は、2015年7月から日本実業団連合より贈られる制度(Project EXCEED®)であり、その背景には、男子マラソンの2002年のシカゴマラソンで高岡寿成さんによって作られた日本新記録(2時間6分16秒)と、女子マラソンの日本新記録(2時間19分12秒)が長年破られていなかったことから、日本記録を超え、既成概念を打破するという想いがあるようです。そして、日本記録を超えたスター選手を輩出することで、東京オリンピックの舞台でマラソンによりスタジアムに日の丸を掲げるという目標もあります。
私もこの制度をニュースで見たときは素晴らしい制度だと思いました!
このようにマラソン業界だけでなく、様々な分野で新しい才能を発掘、開花させることができる環境や目標が設定されることで、日本の底力が養われて、外国に競争で勝つことができる人材が育っていくのだと感じました!このような取り組みは積極的に行われてほしいですね!
今回、鈴木さんは報奨金1億円をなぜ受け取れなかったのか??
今回のマラソン大会により、日本新記録を更新した鈴木さんですが、報奨金はでなかったようです。それはなぜなのでしょうか?
その理由はなんと!報奨金制度がすでに終了してしまってからなのです!
2020年に開催予定でしたが、延期となってしまた東京オリンピックのマラソン派遣選手選考終了までという期間が設けられており、その期間が2020年3月だったのです!
東京オリンピックはまだ開催されていないですが、制度の期間は終わってしまっていたんですね。。。鈴木さん本人はおそらく報奨金のために日本新記録を目指して走られているわけではないと思いますが、私がその立場なら、せっかく日本新記録更新したのに何もないなんてー!!と、絶対に思ってしまうと思いますね。。。
【まとめ】
- 2/28(日)に開催の琵琶湖毎日マラソンに出場した鈴木健吾さんが日本新記録の2時間4分56秒で初優勝されました。
- 大迫傑さんの日本記録2時間5分29秒を33秒更新し、日本初の4分台でした。
- 1億円の報奨金制度は、すでに制度期間が終了していたため、鈴木さんは報奨金を頂くことはできなかったようです。
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